発行所 千葉県立国府台高等学校同窓会 広報委員会
市川市 国府台 2-4-1
発行責任者 伊能 重憲
『鴻陵生物』OB・OG会
平成28年5月、久方ぶりに｢鴻陵生物｣OB・OG会が開かれました。岩瀬徹先生をはじめ20名を超える参加者が楽しい時を過ごしました。
｢鴻陵生物｣とは、矢野幸夫先生、岩瀬徹先生のご指導のもと、6期から11期まで年一回発行された生物部の会報です。紙不足、ガリ版印刷の時代ながら、当時話題となったチャドクガや外来植物のセイタカアワダチソウの調査研究を掲載するなど、高校の研究冊子としては相当高度な内容でありました。
戦中育ちの私たちには野外観察や夏休みのキャンプが新鮮で楽しい思い出となっております。齢を重ねた今、自分を顧みる時、身の周りの自然に興味を持ち、自然を楽しむ心で日々を送ることは幸せなことです。｢鴻陵生物｣が私たちの人生のバックボーンになっています。恩師矢野先生は卒寿を過ぎ、岩瀬先生は米寿を迎えられました。我々卒業生はといえば傘寿、喜寿のジジイとババア達。一堂に会すると、だれが生徒か先生か？行動力、好奇心とも旺盛、あれがしたい、ここに行きたい、など人生のベテランたちが目いっぱい余生を楽しんでおります。
｢鴻陵生物｣OB・OG会では現在も部員を募集しております。日々の生活の中、自然や生物など興味がある方、ぜひ一度ご参加ください。現在の会員は老人医療のオーソリティー、樹木医、鍬取り、各種ボランティア活動家、登山家、旅のベテラン、桜の愛好家など多士済々。きっと良い仲間になれると思います。会員一同大歓迎いたします。心よりお待ちしております。
9期 本田 成人
19期（S42年卒）
平成28年2月7日「市川おいどん」で19期6組のクラス会が開催されました。
卒業して約五十年、恩師児玉先生はご逝去（Ｈ25・2・1）され、クラスメイトも5名亡くなり、住所不明者も7名いるなか、出席者は54名中22名でした。遠くは、鹿児島県、秋田県、新潟県からの出席者もありました。14名の欠席者からの近況報告もあり、皆元気で活躍していることに全員で喜び合いました。
当時、何事にも真剣だったが故、ほろ苦さも味わった数々の懐かしい思い出に花を咲かせ、いつの間にかあの3年6組時代にタイムスリップしていました。二次会には参加者が一人増え、全員で盛り上がりました。
次回は「古希」を元気に迎えることができたらまた集まろうと、幹事四名が選出されました。それまで、健康維持、足腰の訓練等を欠かさずに、常備薬もちゃんと飲んで、元気で会いたいものです。
当6組にはＴＶ、ラジオで活躍中の「俳優きたろう・古関安広」がおりまして、乾杯の音頭を取ってもらいました。有名人がいるのも面白いものです。
小高正明・渋谷逸子・半田加代子・加藤幸廣
33期（S56年卒）
33期生は五十代半ばを過ぎました。会話に「アレ」「ソレ」がすっかり増えました。
10年ほど前、サッカー部と女子バスケットボール部の年齢が近い代で，合同の同窓会がありました。その際，32期生の先輩方が30歳の年から四年に一度のオリンピックイヤーに同期会を開催していると伺いました。
それなら自分たちもと思いましたが，北京五輪には間に合わず，初めて開催したのはロンドン五輪の年。前述のメンバーのネットワークを中心に，各クラスに連絡を回していきました。第一回は何とか開催にこぎ着けたものの，スタッフには一次会も二次会も楽しむ余裕はありませんでした。
リオ五輪の平成28年7月17日、二回目を開催することができました。参加者は130人くらいです。ほぼ全員が、二次会にも参加しました。同じホテルの別の広間に移動して、二次会では1年生のクラスで集まったりしました。スタッフも一回目の経験を踏まえ、適材が適所に揃いました。クラスを越えて楽しく準備の（飲み）会を繰り返し、準備も本番も楽しむことができました。
こうして「祭り」をすると、私たちの中に眠っている「アレ」が騒ぎ出します。そうです。高校三年間，三回の鴻陵祭で各人の細胞に染み込んだ「アレ」です。
坂井 眞
16期 釜山クラス
平成28年5月21日、釜山学級クラス会が開催され、古希の仲間が「柴又帝釈天と矢切の渡し」で親睦を深めた。
安永 和代
19期 関クラス
平成27年11月14日、関兼亮先生を迎えてクラス会開催。
横尾 格美
21期 同期会
平成27年11月14日、21期同期会開催。
的場先生が参加された。
桑原 裕子
5期 同期会
平成28年11月24日。高浦先生他20名参加。
20期 同期会
平成28年11月23日。川鍋先生他46名参加。
8期 同期会 閉会
長く続きました8期生の同期会が閉会となりました。（有志一同）
秋葉 きぬ子
平成28年5月、北海道の空は気持ちよく晴れていました。私は洞爺湖温泉ホテルで大浴場の小さな露天風呂に入っていました。しばらく一人でしたが、男性が一人来て向かい合ったので、何気なく声を掛けました。
「どちらから？」
「東京。と言っても端の方の江戸川区です。」
「私は対岸の市川市に住んでいましたよ。」
「私は市川の国府台高校へ三年間通いました。」
「それでは同窓ですね。」
「何期ですか。」
「8期で79歳です。」
何と言う奇遇でしょうか。お名前は聞けませんでしたが、たぶん25期位の方と思います。
8期 野中 勃民
