発行所 千葉県立国府台高等学校同窓会 広報委員会
市川市 国府台 2-4-1
発行責任者 伊能 重憲
「三度の飯より鴻陵祭」をスローガンに、 第68回鴻陵祭が平成27年9月5日6日の両日開催されました。
例年通り、三年生の演劇、一・二年生の模擬店、委員会や部・同好会の発表が行われ、現在の形で統計を取り始めてから史上最多の入場者を記録しました。
同窓会も展示に参加。すっかり恒例となった中村先生による墨彩画体験教室は、外国人のお客様もいて盛況でした。
中には「これを目当てに来ました」という人も。
また、展示された同窓会行事写真の中から、去年の鴻陵祭での自分の写真を見つけて喜ぶ人など「リピーター」が増えているのは嬉しいことです。
卒業生にとって母校の様子は気になるものです。
そこで「国府台ルネサンス─伝統校復活へ 現在進行形─」のキャッチフレーズのもと、 日々努力されている本城学[さとる]校長先生に最近の学校・在校生について伺いました。
~このキャッチフレーズは?
陸上部団体全国優勝や国公立大学合格者数3桁など文武両道で頑張り、結果も出していた頃のように、学習も部活動も行事も全力で取り組むことを目指したい。~最近の学校での取り組みについて
6年前から通年で補講を始め始め、今では朝、昼休みを含め約20講座、延べ700人以上の参加のもと続けている。
夏には3泊4日の学習合宿を行い、今年度は抽選しなければならないほど参加希望者が多かった。
先生方も1年の時から、基礎学力をつけるために英、国の小テストを月に1-2度実施するなど工夫している。
部活動の加入率も90%で、ほとんどの運動部が県大会出場のレベル。
ボート、フェンシング、陸上などは、関東大会、全国大会へ出場している。
文化系も、書道、吹奏楽などが関東大会、全国大会へ。
下校時間が6時半なので、早朝練習をするなど生徒は時間を有効に使っている。
~生徒の様子は?
授業は静かに集中して受けている。
演劇鑑賞会では、劇団の方に「こんなにやりがいのある生徒はいない」と褒められるほど。
「何事にも、真面目で集中力がある」と視察に来た教育関係者にも感心される。
今年度、夏休み明けに課題の達成テストを行事に設定したら、二度三度と校長室に鴻陵祭への思いを訴えに来る元気な生徒もいて、頼もしく思う。
現役進学率は90%を超える。進学先も第一志望校に行く生徒が多くなり、1、2年生にもよい刺激となる。
皆勤賞は毎年40名近くになる。
~今抱えている問題は?
多くはないが、活気ある雰囲気に乗り切れない生徒や、いろいろな事情で不登校になる生徒へのケア。心の問題への丁寧な対応を心がけている。
先生方の仕事がオーバーワーク気味になっていることがとても心配で、軽減してあげたいが、
先生方も生徒の前向きさに応えようと意気込みを持って取り組んでいるので、なかなか難しいのが現状。
学習合宿の話題でも触れたが、校内に合宿私設がないので対応に苦慮している。
できることならプールの敷地を活用してセミナーハウスを建てたいと望んでいる。
平成27年3月に16名の先生方が転出されました。
教頭 村瀬 繁義 (行徳校長)
国語 河内 茂 (市川東)
数学 佐竹 武文 (市川工業)
地歴公民 加茂 桂 (市立船橋)
地歴公民 佐藤 一郎 (船橋芝山)
理科 神崎 勝弘 (千葉県総合教育センター)
理科 加藤 美智子 (退職)
保健体育 猪又 雅広 (市川市立第4中)
保健体育 島田 聖子 (神奈川県立横浜修悠館)
外国語 鳥海 泰弘 (退職)
外国語 森田 浩彰 (退職)
外国語 鳥海 優 (退職)
事務長 大木 敦子 (千葉県健康福祉部)
主事 高橋 瑠之介 (退職)
敬称略
平成26年3月卒 |
現役(推薦) |
浪人 |
合計 |
|
進 学 |
国公立大学 |
8 (2) |
3 |
11 |
私立大学 |
276 (97) | 18 |
294 |
|
公立・私立短期大学 |
6 (3) |
0 |
6 |
|
留学 |
1 (0) |
0 |
1 |
|
専門学校 |
16 (10) |
0 |
16 |
|
合 計 |
307 (112) |
21 |
328 |