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国府台高校同窓会会報
第34号
2015年(平成27年)2月8日
(4)

がんばれ青春 〜部活だより(No.17)〜
高校生活で何より楽しい思い出は、部活ではないでしょうか。今回も鴻陵生の活動をのぞいてみました。
ボート部
 県内では四校にしかないボート部。国府台高校は、近くに流れの静かな江戸川があるという環境に恵まれた。部員は二年生二名、一年生六名の計八名。顧問は玉井先生と金子先生。

江戸川

 悪天候でなければ江戸川で練習する。里見公園横に艇庫があり、ボートの出し入れは担いで坂を上り下りする必要がある。京成線の鉄橋先までのおよそ一キロ メートルの水域が練習コースとなる。川での練習は転覆などの危険も伴うので、顧問の先生が必ず同行する。身も心も引き締まる。初めは恐怖心にも苛まれるの で、安全のためにも徹底的に基礎を学び、しっかり漕げるよう時間をかけて地道な努力を積み重ねる。十二月末から三月初旬までの寒い時期は、エルゴという ボートを漕ぐ動作のできる器械を使って練習し、筋力をつけていく。

 
 ボートには、一人乗り、二人乗りのスカル、五人乗りのクオドルプルの三種類がある。足で蹴る力がボートに伝われば、オールには力を入れずにバランスを取るだけで気持ちよくすーっと進む。二人乗り、五人乗りでは息を合わせることも必要になる。
 他校ではなかなか経験できないボートに興味を持った、友達や先生に勧められたなどが部に入った理由。マイナーな競技なのでもっとみんなに知って欲しい、部員を増やしたいと願っている。
 平成二十六年度は関東大会、全国大会に出場。「めざせ東京オリンピックちばジュニア強化事業」基礎強化選手に七名が指定され、練習にいっそう力を入れていた。
集合



部活動情報
・吹奏楽
  全国高等学校総合文化祭いばらき大会
          吹奏楽の部   文化連盟賞
  千葉県吹奏楽コンクール A部門  金賞 本選出場
               ジュニア部門  銅賞
  千葉県マーチングコンテスト C部門フリー 金賞

・ボート
  全日本高等学校選手権出場
   男子 クォドルプル
   女子 ダブルスカル
  関東高校選手権大会出場
   女子 ダブルスカル
   男子 シングルスカル  ダブルスカル
  県総体
   男子 クォドルプル 優勝
   女子 ダブルスカル 優勝
      総合優勝
  県新人大会
   男子 シングルスカル 3位
      ダブルスカル  3位
   女子 シングルスカル 1位
      ダブルスカル  1位
・陸上
  関東陸上競技大会 
男子8種競技出場
  総体
   男子 800m 7位
      8種競技 3位
  県新人体育大会
   男子 8種競技 3位
      400mH 5000m 4x400m
   女子 400m 400mH 800m 1500m 3000m

・書道
  全国高等学校総合文化祭茨城大会  書道部門出場
  千葉県教育委員会教育奨励賞顕彰 1名
  高校生国際美術展  優秀賞 1名
            奨励賞 2名
            佳作賞 3名
  千葉日報書道展 高校生展
            最優秀賞 2名 優秀賞 1名
  四国大学高校書道展 大賞 1名 特選 2名
  千葉県席書大会   県議会議長賞 1名
            千葉日報社賞 4名
  国際高校生選抜書展 大賞
・フェンシング
  県新人大会  個人 ベスト4   団体 ベスト4
  ジュニアオリンピックカデ大会(U-17)
     2名出場
・バドミントン             
  県新人大会  個人 ベスト32
・弓道

・硬式テニス
  県新人大会  男子団体 県大会出場
サッカー
  全国高校サッカー大会千葉県大会 3回戦進出
ハンドボール
  県新人大会  2回戦進出
・バスケットボール
  県新人大会
   女子  3回戦進出
・バレーボール
  県新人大会  2回戦進出
・卓球
  県新人大会
   女子団体 個人 県大会出場
・柔道
  県新人大会  団体戦ベスト16

・野球
   全国高校野球選手権千葉大会
    二回戦  対 東葉   3−0
    三回戦  対 渋谷幕張 2−9
   秋季大会
    敗者復活戦 対 東金  2−2(延長15回)
    再試合         0−4
・硬式テニス
  県新人大会  男子団体  県大会出場
・水泳
  県新人大会 男子50mバタフライ 3位
・演劇
  春季地区発表会 優秀演技賞 1名、団体
          作品賞、照明賞
・ダンス
  全日本高校大学ダンスフェスティバル
   高校創作コンクール部門決勝進出


鴻陵会表彰受賞者
<<鴻陵会賞>>
 3か年を通して学業成績が優秀な者
 
 3−3   山崎  茜
 3−7   佐藤 ふみか



<<功労賞>>
在学中の課外活動で特に顕著な功績が認められる者、またはその者の属する団体
 弓道部 2年時 東日本高校弓道大会
  女子5人制の部 ベスト6
  女子3人制の部 ベスト8
  技能優秀団体受賞
3年時 関東大会
  女子団体ベスト16
  技能優秀団体受賞

 陸上競技部
  服部 美咲
2年連続して関東大会に出場
 第86回 関東陸上競技選手権大会 女子5000m 4位入賞


<<皆勤賞>>
 3か年皆勤(無欠席、無遅刻、無早退および無欠課)の者
3-1
浅田 佑明   伊井 祐亮   押切 洋輔   小野 早苗   濱島 健斗
早野 美帆   菱田 優介   三宅 将央   吉川 美優   渡邉 希
3-2
岩本 和大   鵜澤 未羽   及川 滉太   菅  梓    鈴木 一矢
田中 彩菜   松井 響子
3-3
佐川 裕次郎  関根 安美   谷川 卓也   塚原 勇介   宮島 妃史
吉田 聖菜
3-4
秋元 虹乃   丸山 萌    目原 莉沙   吉村 英里子 
3-5
和泉 碧浩   市瀬 麻矢   篠原 真子   真保 佳世   鈴木 茉由
鈴木 美緒   竹内 千尋   皆川 巧
3-6
谷村 里紗   日比 直人   山川 ゆき
3-7
尾崎 祐奈   蒲地 梨沙   川越 璃央   児島 英理香  佐藤 ふみか
出戸端 隆介  中野 麻美   藤代 裕斗
3-8
伊藤 日奈子  大嶋 隼生   佐藤 幸恵   橋本 光雅 


やりたいことの分努力して
山崎 茜(66期)
高校生活で学んだこと
佐藤 ふみか(66期)
 私は中学生の時から将来の夢があり、行きたい大学も決まっていました。 国府台に入って、その大学の公募推薦があるのを知り、この推薦を取りたいという目標が出来ました。 そのために、考査一つ一つに全力を注ぎました。でも、一つのこ とに全力を注ぐことで他のことが中途半端になるのが嫌でした。部活も委員会も鴻陵祭も全部全力で向き合いたい。 だけど、やりたいことが多い分自分にかかる負担も多くて、何かをあきらめようとしていました。
 そんな時母に「今やりたいと思っていることなら諦めないでやりなさい。その分、努力すればいいのよ。」 そう言われました。その言葉を聞き、やりたいこと全部を欲張ってやろうと決めました。 勉強も考査ことだけでなく、公募推薦のための小論文や面接の練習も始めました。 やることが増えた分、一日の中での勉強の時間は減っていましたが、この時間でしかできないのだと考えることで集中力が上がり、 勉強だけを頑張っていたときよりもむしろ成績は上がっていました。
 こんな風に高校三年間を過ごして来たので、鴻陵会賞を頂けたのは、今まで努力して来たことへのご褒美だと思っています。 高校三年間で得た、一度決めたことは全力で努力するという考えは今後の人生でも私を支えてくれると思います。 また、鴻陵会賞を頂いた者として恥じないように、これからも夢に向かって頑張っていきたいと思います。
 私は高校に入学した当初、特に進学したい大学もなく、自分の興味がある分野を学べればどの大学でもよいと思っていました。 そのような私の考えを変えたのは高校の先生や友人です。高校生活では多くのことを学ぶことができました。
 私は三年間部活動を続け、そこで学んだのが、何事にもとことんまで取り組み、自分の力を出し切ることの大切さです。 その難しさも知りましたが、様々な経験をするうちに自分ができるところまで挑戦しようという気持ちが生まれ、 進路は千葉大学を目指すことにしました。 部活動は毎日のように練習があり、家ではほとんど勉強していませんでした。その分授業を大事にしなくてはと思い、 集中して先生の話を聞くようにしていました。
 鴻陵会賞は、日々の授業を大切にして来た証だと思っています。
 結局受験は前期試験では通らず、後期試験まで粘って合格することができました。 自分ができることを精一杯やり、最後まで諦めなかったからこその合格だと思います。 これは高校に入学した頃の自分には考えられません。高い目標を立て、それを目指して努力し続けられたのは、高校で出会った人たちのおかげです。
 物事への考え方が変わり、精神面で強くなることができた、貴重な高校生活でした。


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