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国府台高校同窓会会報
第33号
2013年(平成25年)11月15日

(4)

がんばれ青春 〜部活だより(No.16)〜
高校生活で何より楽しい思い出は、部活ではないでしょうか。今回も鴻陵生の活動をのぞいてみました。
バドミントン部
練習
 バドミントンはシャトルという羽根が風の影響を受けないように、窓を締め切った室内で試合をする。六月中旬、母校の体育館を訪ねると、掛け声が響き、バ スケットボール部が右に左にと動き回る中、男女30名ほどのバドミントン部員がタイマーを使いながら、準備運動をしていた。熱気がむんむんする中、皆休ま ず手足や体をほぐし、柔軟運動やストレッチをする。
 部員は一年生が男子10名、女子12名、二年生が男子6名、女子12名で水曜日以外の毎日、放課後4時〜6時半まで活動している。顧問の先生が作ってく れる毎日の練習のメニューを、部長の指示のもと男女一緒にこなしていく。また、中学で経験した部員が中心となり、すすんで一年生を指導する。



 大会は、春、夏、冬と数多くあるが、総体を終え、三年生が引退し、今は秋の新人戦に向けて、練習を重ねている。
 今年は部員が多く、部長として全体への気配りが難しいが、個人競技であるため、ひとりひとりが自分で取り組む姿勢を大切にしている。
 とくに暑い時期には水分補給や着替え等個人で準備しなくてはならない。休日の練習は時間も長いので、熱中症対策には十分気を付ける。
 勉強との両立も大変だが、活動が休みの水曜日に塾に通うなどそれぞれが、工夫している。
 毎年三月初旬、三年生の受験が終わる頃、OB、OG会を開き、先輩とダブルスを組むなど、交流を深めている。卒業したばかりの先輩が多いので、部長の二 宮君からは「昔のバドミントン部がどのようだったか話しを聞きたいので、是非大先輩にも参加してほしい」と同窓会への要望があった。
集合



部活動情報
・吹奏楽
   千葉県吹奏楽コンクール A部門  金賞 本選出場
               ジュニア部門  銅賞
   千葉県マーチングコンテスト パフォーマンス部門 金賞
・ボート
   県総体    女子ダブルスカル  優勝
      全国総体出場
   国体県予選  女子ダブルスカル  優勝
      関東ブロック大会出場        
・フェンシング
   県総体  男子個人フルーレ 4位
・バドミントン             
   関東高校大会地区予選  男子団体 優勝
      県大会出場
・弓道
   関東高校弓道大会千葉予選会 女子団体 4位
   関東高校弓道大会      女子団体 ベスト16
                 女子個人 7位
   県高校弓道遠的       女子個人 3位
・硬式テニス部(女子
   総体 県予選 ベスト32
・野球
   第95回全国高校野球選手権千葉大会
    1回戦   対 流山  13−0(5回コールド)
    2回戦   対 千葉日大一   1−2
   秋季大会
    1回戦   対 松戸向陽・行徳連合 13−3(6回コールド)
    2回戦   対 市立松戸  8−9
    敗者復活戦 対 成東  2−5
・陸上部
   総体 女子1500m 7位
   県陸上競技大会 女子10000m 優勝
   関東陸上競技選手権 女子5000m 4位
・水泳
   県高校選手権 女子50m平泳ぎ  5位
          女子100m平泳ぎ  7位
・書道
   千葉日報書道展 高校生展 優秀賞
・演劇
   第3地区春季地区発表会 優秀演技賞、新人賞
               作品賞、照明賞、音響賞、衣装賞  


鴻陵会表彰受賞者
<<鴻陵会賞>>
 3か年を通して学業成績が優秀な者
 
 3-1  大津 利成

<<皆勤賞>>
 3か年皆勤(無欠席、無遅刻、無早退および無欠課)の者
 3-1

 3-2

 3-3

 3-4
 3-5
 3-6
 3-7
 3-8
及川 大紫
村下  渉
相澤 幸人
鈴木 遥香
岡 小百合
深松 優太
神山  健
河原 春菜
磯貝 俊希
小笠 千尋
池田 沙弥香
大津 利成
大澤 友輝
岡崎 光輝
宮崎 まりん
川崎 祐輔
増田 脩人
佐原 多恵
坂詰 有理
澤田 ふらの
小野寺 萌夏
楠田 有紀

坂本 昂斗

加藤 祐太郎

小堀 夏希
松丸 香央里
谷藤  宰
室橋 佳代子
瀧石 恵利奈
篠原 桃子
高橋 一樹

倉持 真美

高橋 良太
渡辺 陽介
西尾 実優

多田 愛理
清水 香奈

高濱 悠介

齋藤 尚也

武井 愛実
 

 




努力に悔いなし
大津 利成(65期)

 私は高校に入学した当時、できれば大学は指定校推薦で行きたいと思っていました。 その理由は、単に楽をして大学に入れると思ったからではなく、指定校推薦を目標にすることにより、自分を見失うことなく目標に向かって頑張れると思ったからです。
 指定校推薦とは、大学が過去の高校の合格実績に基づいて、特定の高校に推薦枠を設け、その高校から生徒を推薦してもらう方法です その頃の国府台高校には慶應義塾大学の推薦枠がありました。推薦枠を獲得するためには、皆勤であること、校内選考では三年間の評定平均値が重要になってく るので、年五回の定期考査でよい成績を取り、少しでも点数をあげることが大切でした。定期考査の点数を重視していたため普段から予習、復習を怠らず、テス ト前に苦手分野をもう一度見直してみるくらいの余裕があるのが理想でした。
 そのようにして、順調に点数を積み上げていった二年生の春、指定校推薦から慶應義塾大学がなくなりました。正直、ショックな気持ちはありましたが、僕の 中で迷いはなくなりました。一般入試を受けるべく準備を進めていくことを決意しました。勉強する上で一番大切なことは「わからない」を「わかる」に変えて いくことです。その過程で諦めてはいけません。自分は決して要領が良いわけではなく、一つのことを理解するのに時間がかかる方だったので、受験までの道の りは決して楽ではありませんでした。しかし、勉強面だけでなく生活面でも努力することは大切なことだと思います。高校生活では、行事や色々な活動を通して 周りの仲間に助けられ成長することができ、様々な経験を通じて学び、感じとったものはこれからの生活で大きな糧になると思います。
  今こうして振り返ってみると、三年間の高校生活は毎日が勉強の日々だったように思えます。しかし、なんとしても慶應義塾大学に合格してやるという強い信念 に支えられて頑張ってこられたような気がします。結果として受験は失敗に終わりましたが鴻陵会賞を頂くことができました。受験の結果には満足はしなかった ものの、過程における努力に対して悔いはありませんでした。 高校生として勉強、学校生活すべてにおいて「当たり前」を当たり前にやっていくことが大切であると高校生活三年間を通じて感じました。


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