『光陰矢のごとし』高校を卒業してはや半世紀が過ぎ、我々は古稀を迎えました。
　長期不況、異常気象、巨大地震、大津波、原発事故、高齢社会。生きていくことが大変な世の中です。
　平成23年10月23日、山崎製パン企業年金基金会館で青野ファミリークラス会が、14名参加で開催されました。 2年ぶりのクラス会でしたが、担任の青野先生は体調が優れず、残念ながら欠席されました。先生から『人生の宝は友情だ。 しかし人間は年を重ねるに連れて、友情も薄れる』と教わりましたが、我々は現在も友情を持ち続けています。
　開始時間まで市川駅周辺を歩きました。駅前の高層ビルの屋上から見下ろした光景は、住宅が密集してみどりは少なく、少しがっかりしましたが、 国府台方面の景色は、懐かしさのあまり目頭が熱くなりました。
　クラス会では、昔の少年少女の面影を残しつつも話題は病気、介護、高齢化でした。 一次会はあっという間に過ぎ、二次会、三次会ではカラオケ、恋の思い出等の話で盛り上がり、まさにタイムスリップの世界でした。
　『五十、六十は花なら蕾、七十、八十は花盛り、九十になってお迎えきたら、百まで待てと追い返せ』 花盛りを維持するには適度の運動、頭の体操、ボランティア活動を行うことです。
　次回は喜寿のクラス会を予定しています。名簿から一人一人消えていくのは大変寂しいことですが、元気で会おうと誓って閉会しました。