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国府台高校同窓会会報
第29号
2010年(平成22年)2月15日

(4)


がんばれ青春 〜部活だより(No.12)〜
高校生活で何より楽しい思い出は、部活ではないでしょうか。今回も鴻陵生の活動をのぞいてみました。
サッカー部
サッカー部練習 8月末、サッカー部を訪ねた。
 夏の強い日差しの中、白煙をあげながらグランドを走り回る。試合を翌日に控え、ポジションの確認をしながら紅白戦での練習に集中していた。
 部員は1、2年で35名、マネージャー3名。3年は6月の大会で引退するので、夏からの試合は1、2年で戦わなくてはならない。
 グランドでの練習は、野球部と交代で使用するので、水,木の二日間。火、金は走りこみや自主練習で朝の練習は無い。土、日は本校で試合ができないので、 大会や練習試合に遠征することが多い。グランドが狭く、縦にも、横にもたりないが、与えられた環境をフルに活用している。
 中学校や小学校からの経験者がほとんどなので、練習内容は顧問の助言を参考にして、部員達が決めて、行っている。
 顧問を六年間担当する鎌田先生は、「鴻陵生はやんちゃで、ルーズなところもあるが、真正面からぶつかっていくと、きちんと理解していく。身なりや頭髪が 乱れていた時期もあったが、対外試合をすることで、他校を見て気付き、変わり、真剣にサッカーに取り組むようになった」「最近は県大会にも出られるように なったので、今後はもう一歩進み、県大会の常連となり、県大会でも勝てるようにしたい。3年生最後の試合では、県ベスト8の学校と延長戦になるなど強い チームとあたっても名前負けしなくなったので、楽しみである」と話す。
 昭和51年には県で準優勝するなど、47年〜53年頃、県内では強豪校だったそうだ。
 夏の選手権、秋の新人戦、春のインターハイ、年間を通して行われるリーグ戦とこれからも試合は目白押し。部長の藤原君から、「ホームページに試合結果を載せて、アピールしていきたいので、サッカー部に声援をおくってほしい」と要望があった。
サッカー部集合



部活動情報
・吹奏楽
    千葉県吹奏楽コンクール(B部門) 金賞
    東関東吹奏楽コンクール(B部門) 金賞
    西部地区アンサンブルコンテスト
     サックス四重奏・金管8重奏・打楽器6重奏 金賞
     金管8重奏(1年生) 銀賞
・ボート(女子)
    関東大会県予選    シングルスカル 5位
               クオドルプル  4位
    県新人大会      クオドルプル  優勝
               シングルスカル 4位
・ボート(男子)
    関東大会県予選    シングルスカル  4位
・ハンドボール
    関東大会県予選    2回戦突破 ベスト8
・フェンシング
    東京都カデ選手権   個人エペ   3位
    関東大会       団体出場
    総体         個人フルーレ 4位
               個人エペ   3位
               団体     3位
    国体選手選考会    少年男子の部 1位(国体選手に選出)
    県新人大会      男子団体 準優勝
               男子個人 2位 5位 7位
・バスケットボール(男子)
    総体         ベスト32
    県新人大会      予選優勝
・バスケットボール(女子)
    総体         2回戦
・バレーボール(女子)
    総体         1回戦
・バレーボール(男子)  
    総体         県大会出場  
・サッカー
     総体         1回戦出場
・バドミントン(女子)
     総体         ダブルス、シングルス県大会出場
     県新人大会      団体 2回戦
・バドミントン(男子)
     県新人大会      団体 2回戦
・テニス(男子)
     関東大会県予選    個人 ベスト8
                団体 ベスト16
     総体            ベスト16          
・弓道
     総体         団体出場
                男子個人 決勝進出
                女子個人 決勝進出
     県新人大会      男子個人 準決勝進出
                女子個人 準決勝進出
・野球
     全国高校野球選手権西千葉大会
             対 千葉   0−2
     秋季大会    対 市川西  2−1
・卓球(男子)
     総体         団体出場
     県新人大会      3回戦進出
・演劇 
     第3地区春季発表会  優秀演技賞1名
                優良演技賞1名
・ソフトテニス
     県新人大会      女子個人2組2回戦進出
書道
     県総合文化祭     4点出品
・ダンス
     全日本高校大学ダンスフェスティバル 予選出場
     全国中学高校ダンスコンクール 出場


鴻陵会表彰受賞者
<<鴻陵会賞>>
 3か年を通して学業成績が優秀な者
   
 3-7 本田 直也
<<皆勤賞>>
 3か年皆勤(無欠席、無遅刻、無早退および無欠課)の者
 3-1
 3-2
 3-3
 3-5
 3-6
 3-7
池田   翼
中島  裕子
木村 みなみ

伊藤  友香
荒木  駿介
冨田  知穂
清水  恵美

鈴木   駿 
小暮  悠介


副田 明有香


佐藤 佳菜子



     

 
      
 
      
      

鴻陵会賞をいただいて
61期 本田 直也
 私が担任から、鴻陵会賞の受賞を知らされた当時はなかなか実感が湧きませんでした。
そのくらい鴻陵会賞というのは、名誉ある賞であると認識しており、受賞できたことを嬉しく思います。しかし、学績を讃えるこの賞は決して私一人に与えられたものであるとは思っておりません。
 元々私には、目指していた大学の性質上、勉強面における「受験対策」というものは、一般の大学と比べるとあまり必要ではありませんでした。そのため、学校での学業に専念できたというのが今回の受賞に大きく関わるところだったと思っています。
 受験という苦しい戦いの中、私と同等、いや、それ以上に一生懸命に勉学に励んだ人はたくさんいたという事、そしてそれぞれの生徒が、それぞれの事情があった中で、それぞれの大きな成果をあげていた事は決して蔑ろにして欲しくはないのです。
 もちろん、私自身も精一杯の努力をしなかった訳ではありません。しかし必死の思いで勉学に励んでいた同級生達を差し置いて自分だけが讃えられるのは正直納得がいかないところでありました。
 辞退も考えましたが、せめて、私がたった一人選ばれた受賞者ではなく、数多くの学業に優れた生徒の中から、偶然的に選出された代表者として受け取ったにすぎないという事を確認して頂きたいのです。この賞が、私一人のものではないと思うのはそのためです。
心の底から尊敬できる能力を持った、数多くの同級生に会えた事は、私にとって誇りです。
 最後に、これまでの学業を修めるにあたって、お世話になりました先生方、様々な局面で助けとなってくれた生徒達、そしてこの国府台高等学校と、その発展に大きく貢献をなさった先輩方に感謝を申し上げます。三年間ありがとうございました。


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