第 8 章

全面改築へ

昭和50年代

永年燻った移転問題も、ついに明解な形で決着することになりました。
昭和57年度(1982年度)、現在地での校舎全面改築が決定します。
昭和58年(1983年)6月、プレファブ校舎設置を皮切りに歴史的事業が動き始めました。

第1校舎・渡り廊下の解体 昭和58年(1983年)8月

 第1校舎と同時に東・西の渡り廊下、生徒会館も解体されました。

最晩年の第1校舎内部

 解体された当時、県内の公立高校全体でも木造校舎は数える程しか残っていませんでした。その殆どが「記念館」的存在となっていた中、本校の木造校舎は最後まで日常の授業に使用されていました。
 教室のある木造校舎が最後まで残ったのは、やはり「移転問題」の影響に他ならないでしょう。

第1校舎解体前後の見取図
1983年8〜9月


 


 

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制作-著作 国府台高等学校同窓会
参考資料:国府台高等学校『創立40周年記念誌』