第 9 章

本館・体育館の建設


 
 

昭和58年(1983年)9月からは本館の建設工事が始められました。
昭和59年(1984年)8月、本館・渡り廊下が竣工しました。

新本館竣工時の見取図
1984年9月
 ここで特筆すべきは、通常授業との両立すら危ぶまれるほどの大規模な工事の真っ最中にもかかわらず、鴻陵祭がほぼ例年通りの規模で開催されたということです。(さすがに後夜祭のFireStormは江戸川河川敷の第2グラウンドでした)
 この年の鴻陵祭のプログラムに寄せられた校長先生の一文からこの辺の事情がうかがえます。

 こんな時に鴻陵祭でもあるまいという声もあった。(中略)
 しかし、ともかくこうして例年通り華やかに開幕することができたのは、何よりも、工事関係の方々の暖かい理解のおかげであったことを忘れてはならない。容易には動かすべからざる工事日程を、本校の行事に合わせていただいた所もあるのである。

 事実、旧本館・講堂・格技場の解体作業は鴻陵祭の終了を待って開始されました。
 併せて、プレファブの撤去作業も行われました。

旧本館・講堂・格技場の解体作業はおよそ2ヶ月で完了、引き続いて体育館の建設工事が進められました。
 

体育館建設着工直前の様子
(1984年10月)
建設中の体育館

授業に支障の無いよう、最新の工法が用いられました。

昭和60年(1985年)8月、体育館が竣工しました。

1985年 8月14日撮影
 

 

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制作-著作 国府台高等学校同窓会
参考資料:国府台高等学校『創立40周年記念誌』