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国府台高校同窓会会報
第27号
2008年(平成20年)2月15日

(5)

今年も華やか  鴻 陵 祭
鴻陵祭 正門
好評の手作りコーナー


 校門に立つと正面にアルスの森が目に入る。見上げると三年生の演劇発表の垂幕。後ろの窓に「同窓会」の文字が見え隠れしている。鴻陵祭の参加も恒例となった。
 前日に掃除とセッティングをして、当日を迎えた。昨年同様パネル展示とちりめん小物の展示・講習が行われた。
  今年はとんぼに挑戦。パーツは既に作ってあるので縫いあわせて、ブローチの金具をつければできあがり。帽子につけると、とんぼがちょこんと留まっているよ うで,可愛らしく秋らしい。年を重ねると、あちこちの機能がにぶってくるので、リハビリを兼ねて楽しんだ(もうすぐ還暦の筆者です)。
 談話スペースにはお茶とお菓子が用意され楽しそうな笑い声が絶えない。
 校内を巡ると元気な呼び込みの声と美味しそうな香りが漂っている。芝居小屋のある廊下は熱気があふれ衣装をまとった生徒たちが開始を待っている。
 恒例の景色に若さを感じることができる。
 人が変わり、年を追うごとにゆっくりと変わって行くが、鴻陵祭は今年も健在である。

母校に着任して
 
 今年度の教職員異動により本校に着任された先生のうち本校を卒業された先生が二名いらっしゃいます。本校の思い出や印象などをお聞きしました。



野原 洋子 (26期)
国語科教諭

 思いがけず母校の教壇に立つことになりました。卒業して三十数年、大きく変わっている所もあれば、変わらぬ部分もあります。校風や伝統に誇りをもち、行事に積極的に取り組むところは昔と変わらず、これからも引き継いでいってほしいところです。
 教員という立場で見ると、国府台高校も大きく変わっていることを感じます。進路状況を改善するために進路指導等を懇切に行い、授業時間確保のために二学期制を取り入れたりと、今、学校全体が様々な努力をしています。
 自分が生徒であったころには本当にのんびりとした生活を送っていたものだと改めて思い、そのころとは大きく変わってはいますが、これからの国府台高校がより良い方向に進むために微力ながら力を尽くしていきたいと思います。

細川 訓 (38期)
保健体育教諭

 昭和六十一年に卒業して、平成元年に教育実習にきて以来の国府台高校。その教育実習の時も「俺がいた頃とはなんか雰囲気がちょっと違うな。」と感じてい ました。それからさらに、十年以上経つと、懐かしいというよりは、違う学校に赴任した感じが強かった気がします。しかし校舎内を見て回ったり、授業をして いくにしたがい、昔の色々な思い出がよみがえってきました。
 今年もそろそろ鴻陵祭の季節になります。さらに、思い出がよみがえると期待しています。



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