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国府台高校同窓会会報
第26号
2006年(平成18年)12月10日

(4)


がんばれ青春 〜部活だより(No.9)〜
高校生活で何より楽しい思い出は、部活ではないでしょうか。今回も鴻陵生の活動をのぞいてみました。
 書道部
書道部 2号棟校舎の4階にフェルトをしいた大きなテーブルが並んだ書道室があります。ここで週2回、各自都合 の良い日に放課後2〜3時間活動しています。1年生4人、2年生5人、3年生4人と少人数ですが、顧問の館先生(22期)指導の下で、練習を重ね作品づく りをしています。
 小学生の頃からずっと書道を習い続けている部員がほとんどです。入部のきっかけは、「書道を続けていたので、どこの高校に入っても書道部に入ろうと決め ていた。」「ずっと続けている書道を、高校で極めたい。」「祖母も書道を習っているから、一緒に刺激し合える。」「字がきたないから高校ではきれいな字を 書きたい。」「姉二人同じ高校、同じ書道部なので、先生に誘われて。」といろいろですが、誰もが卒業しても、年を重ねても書道を続けたいそうです。
書道部作品  鴻陵祭に作品を展示したり、年に3回ほどコンクールに出品したり、そのための準備が大変です。なにしろ人数が少なく、男子部員がいないので力仕事も女子だけでやらなくてはなりません。
 夏の合宿は二泊三日、岩井海岸で行われ、ネクラなイメージがすっかりなくなるほど楽しく、先輩後輩のつながりも強くなります。都内の展覧会見学等、アクティブな校外活動もあるのです。
 館先生が「練習して書いた紙を積み重ね、それが天井に届くまで書けば上手になるよ。」とアドバイスしたところ、それを実行し、3年間であと一息まで積み上げた先輩もいたそうです。2000枚でやっと20センチメートルの高さとか。
 墨の香りのする部室でいつでも自由に書くことができ、自分の筆さえそろえれば、紙と墨で思い切り楽しめる。大きな紙に想いを込めて思い切り筆を動かすことが、ストレス解消にもなりそうです。もっともっと部員が増え、男子も入部してくれるといいですね。

はじめての表彰
鴻陵会表彰受賞者




 鴻陵会表彰は、前25号で創設について述べた通り、母校創立60周年記念事業を契機に、同窓会の「母校に対する貢献」について、新たな取り組みを望む気運が盛り上がり、昨年の総会で決定された表彰制度です。
 学校生活において顕著な功績、成果を達成した生徒を、同窓会から表彰することにより、在校生の学校生活の充実に向けての努力を大いに奨励し、母校の更なる充実発展を期待するものです。
 各賞の受賞者は、今期の卒業生のうち在学中の実績が各賞の表彰基準にふさわしい者の推薦を学校長に依頼し、決定しました。
 卒業式前日の3月8日、授賞式を行い、受賞者には、同窓会より賞状と、副賞として時計が授与されました。

<<皆勤賞>>
 3か年皆勤(無欠席、無遅刻、無早退
 および無欠課)の者

 3-1 稲田 麻佑美
 3-1 金崎 蓉美
 3-1 平松 了
 3-2 金澤 衡
 3-3 石橋 聖也
 3-4 大矢 将人
 3-6 清水 一輝
 3-8 安倍 賢
 3-8 高坂 雄介


<<鴻陵会賞>>
 3か年を通して学業成績が優秀な者
 
 3-5 石井 貴志
 
<<功労賞>>
 在学中の課外活動等で特に顕著な功績が認められる者
 
 3-7 阿部 知子
「2005千葉きらめき総体」一人一役活動への尽力
監査委員会での生徒会活動への貢献

功労賞を受賞して
58期 阿部 知子
 私が国府台高校に入学したのは、行事をとことん楽しみたかったからです。その想いが三年間の活動の原動力となったのだと思っています。
 私は在学中いろいろな経験をしました。きらめき総体や評議委員、監査委員など、その全てが私を大きく成長させてくれました。
 きらめき総体では、県内の高校生を代表して会議に出席したり、開会式の企画・運営に携わったりしました。学校に留まらず活動することで、他校生の意見に触れ、私の視野が広まりました。
 監査委員会は、勉強になることばかりでした。規約に従い、運営させていくのが役目ですので、厳しすぎると非難されることがほとんどでした。しかし、生徒 が決めた規約ですから、大切にしなければ意味がないし、それが国府台高校を自律させるのだと想い、活動しました。会議や総会に参加して、自分の言葉の重み と影響力を知りました。お蔭で発言力や思考力を培うことができました。
 私は、功労賞をいただいたことをとても嬉しく思っています。私の活動が多くの方々に認められたのだと思い、今後の原動力にしていきたいです。また、表彰されることによって、後輩たちの意欲も高まったのではないでしょうか。
 今後も国府台高校で、課外活動が盛んになるように同窓会からも暖かく応援してほしいと思います。もちろん私自身、一卒業生として母校の発展を願い応援していきたいです。

部活動情報
バドミントン部(女子)
 総体 ブロック予選 団体準優勝 → 県大会 団体ベスト16
 新人大会ブロック予選
  団体準優勝 県大会出場
  ダブルス 優勝、3位  シングルス 準優勝、3位、4位
   ともに県大会出場
硬式テニス部(女子)
 総体ブロック予選 団体 5位
 県大会 2回戦 対 幕張総合 0 − 2 
柔道部
 団体 県大会 対 土気 1 − 3 敗退
 個人 66kg級 県大会3回戦進出
バスケットボール(男子
 総体 県大会ベスト32
バスケットボール(女子)
 総体 県大会出場
弓道
 関東大会予選個人6位
 総体 県大会出場
硬式野球部
 全国高校野球選手権千葉大会 対 四街道 1 − 10(7回コールド
 秋季大会 対 浦安 1 − 10(7回コールド
バレーボール(男子)
 総体 県大会出場
バレーボール(女子)
 総体 県大会出場
陸上部
 総体 リレー 県大会出場
ダンス
 全国ダンスフェスティバル出場
吹奏楽部
 千葉県吹奏楽コンンクール(B部門)金賞
 東関東吹奏楽コンンクール(B部門)銀賞
演劇部
 春季地区大会 優秀演技賞

卒業生の進路状況 平成17年3月


現役(推薦) 浪人
合計
進学
国公立大学・大学校
2( 0)
4
6
私立大学(含 留学)
317(59)
106
423
私立短期大学
23( 9)
1
24
専修学校等
41( 0)
0
41
就職
公務員
0( 0) 0
0
民間企業
1( 0) 0
1

合計
384   
111
495



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