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国府台高校同窓会会報
第26号
2006年(平成18年)12月10日

(1)

会報 全会員に配布
 賛助金による同窓会運営を目指す

 これまで会報の送付は、創立六十周年記念事業に何らかの形で参加した会員を対象として行っていた。本来会報は全会員に送付すべきであるが、新規入会者(新卒業生三百余名)の納入する終身会費を事実上唯一の財源としている本会は、現状に甘んじざるを得なかった。
 運営財源の体質改善とともに、同窓会活動に全同窓生の参加を得て、同窓会の活性化をはかるために、創立六十周年記念事業での賛助金により特別会計に余裕がある今が好機との判断から、平成十八年度定例総会にはかられた「同窓生全員に会報を配布し広く賛助金を募る件」
(1)同窓生全員に会報を送る
(2)賛助金を広く募集し同窓会を運営する
が承認を受けた。
 会員情報の一層の精査による連絡先不明者の解消も事業成否の重要な課題のひとつであり、一人でも多くの会員の理解と賛同を得て、事業の継続が可能となるよう期待したい。

新会長に 九期 伊能重憲氏
平成十八年度定例総会

総会 平成十八年度定例総会は、五月第四日曜日との会則規定の通り、五月二十二日に母校会議室において開催された。
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 冒頭、澤田会長の挨拶につづき北島校長より挨拶と母校近況の報告、 新任の荒木事務長より挨拶があった。
 青木副会長が議長に選出され、議事に入った。
 平成十七年度活動報告が異議なく了承され、平成十七年度決算報告および監査報告が拍手により承認された。
 任期満了に伴う役員の改選が行われ、伊能重憲氏(九期)新会長以下の役員を全会一致により信任した。伊能氏は、理事長、副会長を歴任。創立六十周年記念 事業では鴻陵会六〇委員会委員長として実務のとりまとめにあたった。三期五年に亘って会長を務めた澤田大八郎氏(七期)は相談役に就任した。
 続いて「同窓生全員に会報を配布し広く賛助金を募る件」についての討議が行われ、拍手により実施を承認。これを盛り込んだ平成十八年度の事業計画と予算 案が、いずれも全会一致により承認された。予算に関連し、これまで毎年実施して来た「離職職員への餞別金」について、学校側から今後辞退したい旨の申し入 れがあったため、今年度末の異動(平成十九年度予算に計上となる)以降は取りやめる方向で検討したいとの説明があり、取り扱いを常任理事会に一任すること に決した。
 議事終了後は、例年通り懇親会に移り、和やかなひとときを経て散会となった。

倍旧のご支援を
伊能重憲会長

 平成十八年度総会において会長の任にあたることになりました、九期生の伊能重憲です。
 長年、鴻陵会に関わってまいりましたが、昨今の会の活動は以前にもまして充実進化しております。澤田前会長の任期五年半の間には、ご案内のとおり四十周 年記念事業以来の念願であった母校、PTA、同窓会三者合同の事業としての母校創立六十周年記念事業を実施しました。また昨年度より、母校の意欲的教育活 動の展開を同窓会として支援したいとの思いの具体化として、卒業時の鴻陵会表彰が実施の運びとなりました。
 かかる今、活動全般にわたりその指導性を発揮された澤田前会長の後を引き継いでの会長就任は、その任の重大さを痛感し、極度の緊張を覚えてなりません。他の役員共々、母校の充実・発展そして会員相互の融和のために歩を進めたいと意を強くしております。
 会員の皆様におかれましても、時間の許す限り鴻陵会のことを気にかけていただきまして、旧に倍してご支援とご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。
 会員の皆様のますますのご健勝とご発展を祈念申し上げ、ご挨拶とさせていただきます。

アルスの森

葛南分校の映画会

 「この映画の主人公はあなた自身です」
 昭和四十六年、葛南分校創立二十周年記念に同窓会葛南分校支部(当時)が映画会を計画。資金カンパを訴えたときの合言葉である。
 南行徳小学校体育館で開かれた映画会。当日は原作者ご一家を迎え、校長はじめ全職員、全生徒それに多くの同窓生が集った。葛南分校を取材した朝日ニュー ス映画「定時制の青春」と日活映画「川っ風野郎たち」が上映された。(先日行われたこの作品の上映会については本紙で紹介)
 さて、目標額六万円、一口二百円、葛南分校同窓生四六〇人に呼びかけた資金集め。百十数人がこれに応じ、十三万円を超過した。その他商店などからの寄付もあり、剰余分は同窓会支部会計に繰り入れられた。
 ハガキ七円、焼き鳥一串十円の時代の話。まさに映画に描かれたとおりの、葛南分校ゆかりの人々の分校に対する熱い思いがうかがえる。


 

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