第19回 1966


統一テーマ
鴻陵の自由 
 自覚のもとに・・・
   くたばれ校則!!
 鴻陵生諸君! 君達は真の“自由”を自覚しているの
か。
幸か不幸か、我々には大学受験に直面してのきびしい緊
張感はない。かといって、自信にみちた解放感もない。
まさに、“のんびりムード”というにふさわしいのが現
実の姿である。
“のんびりムード”、これこそ我々学生を、堕落へとお
としいれるものだ。
この危機を諸君は感じとっているのか?
 鴻陵生には伝統の自由があった。いや、いまもあるの
だ。
ただ我々はその自由さにあまりにひたりきっているか
ら、正しくそれを認識することができないのだ。
 自由、これは一体何によるものなのであろうか。
恐らく、さまざまな要素がその根底に流れていると思う
が、その中で最も大きく作用してきたものが校則であろ
う。
校則による学園生活のきびしい束縛がなかったからこ
そ、永くこの自由も伝統として存在しえたのである。
他の多くの高校に比してみても、確かに国府台の校則は
きびしくない。鴻陵生としての強い自覚が校則に大きな
位置を与えなかったのだ。“のんびりムード”にひたり
きっている我々に、そんな自覚はないに等しい。
さあ! いまこそ目をさまして、この現実を見つめよう
ではないか。この自覚さえ確立すれば、校則など不必要
なしろものとなるであろう。
鴻陵生の“自由”自覚のもとに、
くたばれ校則!!
日程 

        9月

                24(土)文化祭 

(開会式、講演会)


                25(日) 〃  

(ファイヤーストーム)
  

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