第33号 2013年(平成25年)11月15日 (8) |
混声合唱団と共に
9期 柴田 忠さん
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柴田忠さんは、現在国府台混声合唱団の団長で、五十二団体が加盟する市川市合唱連盟の常任理事も務めています。 昭和29年に入学、迷わずに森祥子先生の音楽部へ入部しました。小学校・中学校時代から歌うことが大好きな少年だったからです。 音楽部では校内の活動はもとより、毎年開催される朝日新聞社主催の合唱コンクールに参加するなどの活躍をしました。 卒業後は、日本獣医畜産大学へ進学し、その後は製薬会社へ入社しました。その頃、歌を歌い続けたい思いを抑えきれない音楽部のOB達の間で、 合唱団設立の話が持ち上がり、昭和36年に国府台高校音楽室で、混声合唱団が産声を上げました。 結成後、昭和38年から毎年一回の定期演奏会、関東合唱コンクール、千葉工業大学・昭和学院との合同クリスマスチャリティコンサート等、 活動の場を広げ、昭和43年には日比谷公会堂での東京交響楽団第九演奏会にも参加しました。 しかし団員は働き盛りの年齢となり、柴田さんも転勤が多くなかなか練習に参加できない状態が続き、合唱団の存続が困難となり、やむなく休止となりました。 ところが、創立以来合唱団の指揮をしている押塚登貴夫氏(12期卒)が仕事で訪れたドイツでグロピウス青少年合唱団と巡り合った事から、平成11年、 グロピウス青少年合唱団と市川市民会館で演奏会を開き再び活動が始まりました。その後はドイツへ3回の演奏旅行を行い、今も交流を深めています。 「週に2回の練習は、市川公民館で行っています。特に難しい発声練習などはなく、とにかく大きな声で楽しく歌う、すると自然に声が出て歌えるようになるのです。」と、とても楽しそうに話されました。 団員である奥様(9期卒)と二人三脚の歌三昧に、乾杯! |
平成25年5月12日(日)に、国府台混声合唱団の演奏会「パストラル・ミサ」が市川市文化会館で開催された。 今回、第一ステージは『お話と世界の歌巡りT』で、合唱団の愛唱曲でテーマ曲ソングと言える「輝く夏の日に」他4曲。第二ステージは『世界の歌巡りU』 はソリスト5人による歌曲など。第三ステージが『アントンディアベリの田園ミサ』というプログラム構成。優しく語りかけるような響き、力強い歌声、 美しいハーモニーで満員の来場者を魅了した。 |
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国府台混声合唱団は創立52年。創立当初は平均22〜3歳、現在は6?歳。50名ほどの団員は6割が母校のOB、2割程度が昭和学院のOB、2割は友人知人、男女比は1対4の団員構成となっている。 指揮者の押塚登貴夫氏の提案から始まったドイツとの交流は、訪独演奏旅行3回、一方ドイツからの合唱団来日が2回を数えている。 平成11年、グロピウス青少年合唱団とジョイントコンサート。 平成20年にはニュルンベルクからオーケストラと合唱団が来日して「ドイツ交歓フレンドシップコンサート」を開催した。 平成16年、初の訪問はマルターディンゲンへ、平成20年はニュルンベルクへ、そして平成23年にはその両方の都市で演奏し、観光も楽しんでいる。 そして、国内外での演奏会へのチャレンジはこれからも続く。 合唱団はいつでも、入団大歓迎。「先輩・後輩集まれ!」 |
=編集室= | ||||
本号は、平成26年2月に開催予定の70周年記念祝賀会に向け、ポストの欄に会員の皆様から寄せられたメッセージをメインに編集し、より多くの会員の『声』をお届けしています。 平成9年以来、年一回の発行を重ねて18年、会員全員に発送できるようになって6年、マンネリになっていないかと心配する一方で、発行できる喜びを感じています。また多くの方が会報に係る作業に参加していただいていることに、大変感謝しております。 N・K
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委員長 | 菅田 鐵雄 |
9期
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編集長 | 流川 呉生 |
20期
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編集員 | 井桁美樹子 |
5期
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竹内 喜忠 |
14期
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池田由紀子 |
20期
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柴田 幸治 |
20期
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飯田 幸治 |
35期
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