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国府台高校同窓会会報
第32号
2013年(平成25年)2月15日

(8)

こんにちは!
「坂の上の雲」世界へ
6期 齋藤 純生さん 
 

齋藤さん  齋藤純生さんは松戸市矢切に自宅兼オフィスを持つ日本文献出版の社主であり、 NHKでドラマ化もされた司馬遼太郎の「坂の上の雲」の英訳本を出版する計画を進めて活動している方です。
 齋藤さんは学業を終えて英国系の出版関係企業に就職し、約45年間、外国から書籍を輸入する仕事に携わって来ました。
 2001年、退職を機に、「国外の学術専門図書の輸入で築いた人生なので、そのお返しに日本の出版文化を国外に出すことが私の仕事だろう」と、 新たに日本文献出版を立ち上げました。 そこで、発想から十年あまり企画をあたためていた、米欧十三か国を歴訪した岩倉具視使節団の公式報告書「特命全権大使米欧回覧実記」の英訳本を出版し、 2002年度の日本翻訳出版文化賞を受賞しています。

 明治の日本が直面した問題を、歴史家ではなくジャーナリストの視点で、膨大な関連資料を通して客観的に描いた「坂の上の雲」は、 トルストイの「戦争と平和」に匹敵する大作との高い評価も得ており、その英訳本の出版は齋藤さんの長年の夢だったとのことです。
 原作は文庫本全八巻と分量が多い上に、新聞連載から冊子単行本として刊行に至ったため、記述に重複もあり、 原本からの英訳作業には困難が伴いました。 過去に二名の翻訳者がこの作品の英訳を試みましたが、いずれの原稿も刊行に至りませんでした。
 齋藤さんは、自分がやらなければ永遠に英訳本は出版されないとの思いから、長年の仕事で培ったノウハウを生かして、日本の歴史、文化、 文学作品に造詣の深い著名な外国籍の大学教授三名に協力を仰ぎ、その上全巻を通して監修にあたる識者二名を加え、 全四巻の英訳本出版に向けて動き始めました。
 すでに作者自筆の題名入りの装幀も出来上がっており、平成24年中に二巻、翌年に二巻が出版されるとのことです。

おくやみ

校章寄贈の佐藤錦一氏(3期)
 鋳金家、佐藤錦一氏が平成24年1月31日逝去された。
 昭和7年生、昭和26年母校卒業。東京芸術大学金工科鋳金部卒業、日本鋳金科協会顧問、千葉県美術会理事、市川美術会監事を歴任。
 現在体育館壁面に掲げられている校章は、お世話になった母校への恩返しと、昭和48年に制作され、寄贈されたものである。
 また、昭和46年、野球部快進撃の中、「国府台を甲子園に送る会」結成を呼びかけ、会長として奮闘された。

葛南の会の東和男氏(葛南分校1期)
 葛南の会会長の東和男氏が平成24年9月21日逝去された。
 葛南分校同窓生の代表として、長年にわたり同窓会常任理事を務められ、平成23年の「葛南分校記念碑」建立にも奔走された。

謹んでご冥福をお祈り致します。


声
岩野 昶(1)
 1期生10名前後、月一回の談笑会、年三回程度の温泉旅行と、山本、後藤、中田君のお蔭で集まり、楽しんでおります。全員81歳で元気です。
中島 耕作(1)
 昭和19年、補欠で入学。
20年3月10日空襲で焼け、群馬県前橋市へ疎開。23年復学、中学5年で卒業。親友関谷忠男君も亡く、残るはTBSの中田静雄、池袋の高木寛吾君等のみ。81歳、余生も浅草で終末か?
浅野 誠(3)
 同窓会々報は遠い昔の若い元気な頃を思い出させてくれます。送付ありがとうございました。
荒川 昇治朗(3)
 立派な会報、いつも懐かしく拝見しております。芸大出の金工家佐藤錦一が平成24年1月31日に亡くなりました。ご一報いたします。
大沼 貴美子(4)
 1期の関先輩に頼まれて書いた会報題字、4期大沼渚蘭ですが、館先生のような立派な方が現れましたので題字の変更をお考えください。 只今私はかな作家で出品させていただいています。よろしく。
中村 登美子(4)
 私は宮田会には行きますが国府台高校にも時々伺いました。
井熊 敏夫(4)
 庭に咲くばら、長いこと育ててきました主人は毎年見事に咲かせてくれました。写真にとって家中に飾っています。大好きだったばらと平成23年2月20日、自宅にてお別れしました。(妻)
湯浅 時夫(7)
 同窓会役員の皆様のご尽力に感謝しております。アルスの森は枝も栄えて葉も茂る。そんな同窓会に見えてきました。ありがとうございます。
ばし 暎子(7)
 些少ですが今年も送ることができました。2014年の創立70周年の記念祝賀会に出られるように頑張ります。毎年会報ありがとうございます。
内田 きみ子(7)
 私は、一つや二つではないいくつもの持病がありますが、75年と半年、毎日楽しく過ごしております。 家族の思いやりと、そして、花の7期生の友情のお蔭と感謝して喜寿まで頑張ります。
藤井 寛子(11)
 同級の(旧)重山和子さんが九州より久しぶりに上京された折に、市川二中、国府台高校の彼女の同級生10名ほどで集まりました。 クラス会を持つとよかったのですが、連絡する時間的余裕がなくお知らせできなかった方々には失礼しました。
 昨年総会に出席し、会報発送のお手伝いだけでもと思っていましたが、お知らせがあったとしても、今年は忙しくダメでした。御世話様です。
柴田 矩雄(11)
 卒業して五十数年、自分の青春を過す事が出来てなつかしく思いました。 今は第二の青春として世界遺産めぐりの旅行、スポーツジムで老化防止しつつ、病院通いもせず元気です。
枝松 美子(12)
 昨年9月に故美子の七回忌を済ませました。今年こそ学校中庭を見に行こうと遺影に話しております。(夫 和雄)
川又 洋子(15)
 茨城県に引っ越して30年近くたちました。今年こそ国府台を訪ねようと思います。大震災以降母校や友人に会いたいという思いが強くなりました。
植田 洋一(18)
  70周年記念として、母校のマスコットキャラクターを作ってはどうでしょうか。同窓生と現役生から募集し、人形又はワッペン等を制作し、関係者に販売し同 窓会の収益とします。共通の愛校心が芽生えますよ。「オオトリ君とアルスちゃん」等、面白いと思いますがご検討下さい。


糸原 幸子(18)
 大分で里山暮しをしています。グリーンツーリズム(農家民泊)もしていますので九州へお出かけの方は是非どうぞ。
小山 敏子(19)
 19期生徒会長の穐本良明様、2011年5月7日逝去されました。
吉村 三男(19)
 下呂に住んで36年。下呂の温泉は心が温かくなります。
佐藤 清士(19)
 柴又商店街の甘味店かなん亭は19期菅波の店です。是非御利用して下さい。軽井沢での別荘暮らしも4年たちました。
横尾 格美(19)
 関学級は2〜3年毎に20〜25名が集まり、クラス会を開いています。関先生もお元気です。
佐藤 成(20)
 早いもので仙台に転居して26年になります。市川東菅野の実家は息子が暮らしており、年数回戻ったときは弓道同好会の仲間と会っています。
渡辺 正春(20)
 2年前、長かったサラリーマン&単身赴任生活に終止符を打ちましたが、お世話になった社会と地域へのお返しの為、環境カウンセラー活動をしています。
佐々木 教安(22)
 70周年祝賀会を楽しみにしています。過去一度も参加できず再来年には必ず参加し、懐かしい顔と対面できると今から心を躍らせています。ご尽力ご苦労様です。
河合 真弓子(22)
 親しい後輩が20年ぶりに市川の地に戻ってきました。終の住処と決めた彼女の高層マンションの一室から見る国府台の眺めは格別なものでした。
熊岡 敏夫(22)
 一月末で定年退職し、37年間の社会人生活にピリオドを打ちました。中学から続けているソフトテニスを週末には国府台の市営コートで楽しんでいます。 母校の男女のソフトテニス部が復活し、選手の頑張っている姿を見て、OBとして大変喜んでいます。
冨永 敦子(28)
 70周年祝賀会にドリカムの中村正人くん(29期生)に来ていただくのはいかがでしょうか?
島本 結香(30)
 昨年は、生物専任で私たちの担任でもいらした宮崎先生を囲んでクラス会を開催。しわや白髪が増えたクラスメイトに久しぶりに会えて楽しいひとときでした。 幹事役様いつもありがとうございます。
寺嶋 一智(46)
 届いた会報を何気なく見ていてページをめくったら…「名古爺〜だぁ」。 「お元気ですか」に名古屋茂郎先生が載っていて、高校生だったあの頃をなつかしく思い出しました(名古爺お元気で!)
大滝 幸子(葛南2)
 葛南分校記念碑及び記念祝賀会の折には大変お世話になり、本当に有り難うございました。
末松 治子(葛南8)
 現役で働いています。高校の学びが原動力です。
酒井 健一(英語科)
 会報をきちんと発行していることに、いつも感服しています。なかなかできないことです。広報担当の方、お疲れ様です。
椎橋 美代子(事務)
 在職当時の体育祭の時の鴻陵音頭を思い出します。(ヨイトサッサ ドントサッサ)

=編集室=



 今年も、相変らずのメンバーで編集が終わりました。
 同窓会役員一同は一丸となって平成26年の記念事業に取り組んでいます。大勢が一堂に会して盛り上がりたいですね。

 委員長  菅田 鐵雄
9期

 編集長  流川 呉生
20期

 編集員  井桁美樹子 
5期


 竹内 喜忠
14期


 池田由紀子
20期


 柴田 幸治
20期


 飯田 幸治
35期

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