同窓会会報
第24号
創立 60周年記念事業特集版
2004年(平成16年)11月15日
(2〜3)

来れわが友 盃あげて!!

 創立六十周年祝賀会は、平成16年月22日、東京マリオットホテル錦糸町東武にて開催され、422名が参加する大盛会となりました。
 当日、ご来場の方々にお願いしたところ「祝賀会」「同窓会会報」「同窓会」に関する貴重なご意見、ご感想を多数お寄せいただきました。


還暦の祝賀会    磯貝栄司(22期) 

 今回は六十周年、還暦の祝賀会でした。
 いろいろな趣向をこらし、たいへん盛り上がりました。
 ただ残念なのは前回の五十周年の時の方が人数は多かったように思います。これも景気に関連するのかなと、同じく来た友人と話したのですが、会を運営する 人たちは大変な苦労があり、二年も前から準備していたと聞きますので、今日の日を無事に迎えられた事にやっと肩の荷が降りた事と思います。
 今回は名簿もきちっと整備され、これを機にクラス会やクラブ会も行われるとよい資料になるのではないでしょうか。
 次回の七十周年には、我々の期では皆参加すると言っております。是非多くの人々の参加を願って、又今後の景気の高揚を願って、鴻の羽ばたきのごとく大い なる喜寿の成功を祈っております。
 受付


祝賀会に出席して
   無記名


 先日は久々の同窓会に出席し、旧交を温め楽しいひとときを過ごさせていただき感謝致します。
 不躾ながら気付いた点を述べさせていただきますと
○前段階の挨拶が長過ぎた
○旧同僚、卒業生との交歓にはブラスバンドの演奏がうるさ過ぎた
○高齢者にとって
 ・会場はもっと明るく
 ・名札が見づらかった
 
 
開場
 
 
歴史と伝統我が母校   小平洋子(12期)

 五十周年、六十周年と二度目の参加です。我々十二期生はとても楽しみにしていたのですが、前回の三分の一くらいの方々しか出席されて居りませんでした。 期によっては同年代でも積極的に参加されている様で、これも干支に関係あるのかしら等と出席者と話しておりました。(我々は巳年です。)又、年齢が進むに つれ恩師のご臨席もなく、寂しい限りです。森祥子先生がご臨席され、校歌の素晴らしい伴奏に、当時に戻った様な気分に浸りました。どうぞいつまでもお元気 でいらして下さい。
 さて、今回の鴻陵会開催にあたって、同窓会、学校、PTAが三位一体となって運営された由、今迄以上に鴻陵生がより深く繋がって歴史と伝統のある国府台 高校を盛り立てていきたいものです。他の地に来て、四十年近くなりますが、外に出て改めて国府台高校、そして周囲の環境の良さと認識した次第です。

※ 紙面で文中の森祥子先生のお名前が間違っていました。お詫びして訂正いたします。



開会話 し合いの時を大切にして…
中島 裕(4期)

  千葉県立国府台高等学校創立六十周年、おめでとうございます。
 この祝賀会を開催するにあたり、澤田会長他、関係各位のたいへんなご尽力に対し心から感謝申し上げます。本当にご苦労様でした。
 又、記念誌「鴻」については短い期間にあれだけ立派な形に仕上がりましたこと、ご担当の清水先生を始めとする多くの方々のご協力の賜と心から感心いたし ました。良き記念として保存していきたいと思います。
 祝賀会の感想を述べてみたいと思います。
 同窓会という会合は参加者が久しぶりに合った友達とお互いに話し合うのが最大の目的と思っております。今回の趣向は、ただ集まって会合を楽しむために重 点を置き、コーラスとバンドを用意されましたが、そのために人同士の話し合いができない状況に三十〜四十分もおかれ残念でありました。
 次に、会合は二時開会ということで、多くの人は昼食をすませて来ていると思われます。それなのに、お料理がたくさん並んでおり、終会の時にも多くの残り があり、もう少し少なくし、会費を下げれば倍の参加が見込まれたのではないかと思います。
 最後に、協賛金が二百四十万円との報告されたように思いますが、卒業生の数からいったらもう少し多くてもよいのではと思いました。いかに多くの人々が同 窓会に無関心であるかを物語っているものと考えられます。
 何かの機会にお金を集めておかないと、卒業生の同窓会参加費だけでは、大したいい仕事ができないのではないかと心配です。
 県立国府台高校が、国旗国歌で法律を守らないワースト3の一つだなんて記事が、新聞に書かれないように成長することを希望しています。


私の提言   荒川昇治郎(3期)

 祝賀会、大成功。役員各位のご努力に深謝、母校益々の発展を確信。卒業生の喜び誇りを改めて持つ。会報初めて手 にする始末。立派なのに本当に勿体ない。 折角よいものがあるのに、配布方法や教師、PTA、在校生の活用等、一工夫ないか。資金確保には広告掲載の要検討。最寄り駅に募金箱と共に置く。三大紙に 無料広告を出し、有料で販売、同窓会、鴻陵祭等での販売、内容は良いのでがんばる事。
 同窓会運営、限られた予算、時間でよくやっている。不況の中問題もあるやも知れないが、健全運営のための資金確保も視野に入れたら?要は愛校心。例、 一〜三十期特別会費一人一万円(最低金額を設定した方が良い)三十期以後社会人五千円。鴻陵祭でのバザー、OBの作品?や不要品の廉売会、同窓会当日は募 金箱を廻し懇親会費用ぐらい集める。とにかく皆さんの優秀で柔軟な頭で知恵を出し合って下さい。出来る事から少しずつ小生全く微力ながら応援させていただ きます。昔もいろいろ挑戦して、それなりの成果を挙げてきました。大いに期待しています。

※ 紙面で荒川さんのお名前が間違っていました。お詫びして訂正いたします。
 
 
あいさつ
 
 
仲間を増やしたい   無記名

 私は50代の主婦です。十年ぶりに同窓会に参加しましたが、楽しい一時を過ごしました。同窓会役員の皆様は、とても大変だったと思います。本当にご苦労 様でした。
 同窓会の良い所は、新しい出会いがあるということだと思います。同期生でも、顔だけは覚えていても、話しはした事がなかった人と知り合いになり、友達に なり、親友にまで発展するかも知れません。私も今回、初めて話をしてお知り合いになった方が何名かいます。
 今後同窓会に望む事は、趣味のグループを作り、代表者を決めて欲しいと思います。私は社交ダンスが大好きで、競技会に出ていますが、お仲間がいたらお話 をしたいと思います。色々情報交換をしたいと思います。最後に同窓会の発展と役員の皆様のご活躍をお祈りいたします。
 ありがとうございました。


同窓生や恩師をたてて…
宮崎紘一(14期)

 国府台高校六十周年を盛り上げるにあたり、ご尽力の諸兄諸姉に心よりご苦労様を申し上げます。
 懐かしい顔に出会え、また母校の繁栄を知る事が出来、たいへん楽しいひと時をすごすことができました。
 少々、辛口の印象を申し上げると、もっと同窓と恩師をたてるべきであり、一握りの委員の方たちの苦労ぶり、ご尽力ぶりの披露がやけに過剰に印象に残り、 非常に全体として貴重な場であるのに、バランスを欠いていたように感じられました。集まった人たちが主役であるべきが、何か黒子たる人達の慰労会みたい で、そのことだけが不快でした。
 感謝状

久しぶりの旧友との語らい   小竹尚志(9期)

 今回の祝賀会は相対的に成功だと思います。
 このような会の第一目的は、「旧友と久しぶりに語り合う」ことだと考えます。その点今回は皆さん大いに語り合っていたと思います。旧友はどんな仕事・人 生を送っているのか、高校時代の人柄が社会とどのように適応しているのか、子供は、趣味は、健康管理は…etc. 自分の生きて行く人生に参考になる情報はないだろうか?そんな思いで出席された方が大多数でしょう。
 高校時代の思い出を語り、青春の甘い香りを感じていた方も、多数、見受けました。関係者の祝辞も一部をのぞいて短くて良かったのではないでしょうか。
 その上、バンドがなつかしいジャズ系であったのも良い雰囲気を出していました。コーラスも手作りの感じで合格点でした。関係者の中にややはしゃぎ過ぎの 方がいらしたのが気になりましたが……。役員の皆様に感謝しております。
 ありがとうございました。
 
 
乾杯母 校への関心を高めよう
星野 茂(30期)

 母校も創立六十周年を迎えた。今回のパーティーは多くの恩師や卒業生が集まり、とても楽しく賑やかなひとときを過ごすことができた。さすがに六十年の伝 統があると卒業生の数も相当数にのぼり、ご活躍されている分野も実に様々であることを思い知らされた。
 ところで、この度は六十周年という節目の年であり、その記念事業ということで、こうして多くの卒業生が集まったものであろうが、毎年五月に行われる同窓 会総会に、もしこのパーティーの参加者の四分の一でもいいから参加していただけると同窓会活動ももっと活発になるだろうなどと思うのはたぶん私一人ではな いだろう。
 残念なことだが、ここのところ母校に対する受験生や社会の人気は今ひとつというところだ。原因はいろいろ考えられるが、紙枚関係もありこの問題は別の機 会に譲らざるを得ない。ただ一つ言えることは、卒業生の母校への関心の度合いも大きな要因となっているということだ。そのためにも同窓会活動の重要性を もっとアピールする必要があるのではないだろうか。なお、現役生と卒業生との新たな交流法を模索することや同窓会活動における若手育成の問題は重要かつ緊 急な問題だと思われる。


なつかしい友との語らい   無記名

 国府台高校を卒業して何年もたちますが、今でもよくあの頃のことを思い出します。一人の時に思い出すと、輝かしいばかりに切なく思うのがほとんどです。
 しかし、祝賀会の日は違った形で昔を思い出すことができました。久しぶりに友人と再会し、昔話や他の友人達の話、近況について話しながら祝賀会の時間を 過ごし、懐かしい景色を見ながら一緒に帰りました。友人が実際にそこにいるという、人の存在の大きさを改めて感じました。
 このような時間を過ごし、このような気持ちで昔を思い出すことができたことを幸せに思っております。このような機会を作って下さり、ありがとうございま した。
 
 
chorus
 
 
祝賀会に参加して   無記名

 この度の六十周年記念祝賀会、大盛況の様で御目出とうございます。
 私を含める前後何期かは集まりがあまり良くなく、多少淋しい思いがありました。やはり皆様まだバリバリの現役でお忙しいのでしょうか。にぎやかだったの は悠々自適という世代で年輩の方々ばかりですね。歓談の時間もたっぷりあり、ほどよい余興もあり、ちょっと挨拶等が長いと思いましたが、二時間という枠で はまあまあでは。実現できるかどうかは別として、国府台の校舎で開催できれば懐かしさのあまり、集まりももっと良いかなとも思ったりしています。
 一つ、当日参加もOKだったのでしょうか。それならその旨案内に一言あれば友達を誘うことが出来たのにと残念でした。(当日受付があったので)
 
 

出合い   浦田幸利(18期)

 どうやら同窓会では、新しい仲間との出合いを楽しむというコンセプトがあったらしい。というのは、わが十八期のテーブルではクラスの女性との盛り上がり 以上に他のクラスの人達との出合いが新鮮で、三十八年間の空白を埋めると言うよりはむしろ新たな人達との出合いの場となったからである。
 言われてみれば居たかも知れない、そういえば居た、うん確かに居た、そんな変化を感じつつ二次会を含めた六時間は瞬く間に過ぎ去り、同期会の約束をしな がら別れを惜しんだ。
 先生方では、担任の片山先生や大木先生、牧先生、卒業後の出合い以来ご指導頂いている岡野先生、今回初めてお話しした江間先生、そして大先輩の飯田先 生、これは正に現在進行形である。
 片山先生は難病でお会い出来ないのでは…と心配していたところ、先生ももう会えなくなるのではとの思いから出席されていたのには大へん驚かされた。
 片山先生どうかお体を大切にされ次のクラス会で是非お会いしましょう。
 band



七十周年にはもっと参加を  
 森川浩充(10期)

 まずは実行委員の皆様に感謝の意を申し上げます。長い間準備等に御苦労頂き大変有難うございました。
 五十周年祝賀会と違い、バンドによる演奏等もあり、また森先生のピアノによる校歌合唱等、盛り上がり大変良かったと思います。何人かのご欠席の先生方も おりましたが、ご出席の先生方の大変お元気な御様子を拝見でき有難うございました。
 我等十回生は、男子四名しか参加せず、五十周年祝賀会よりも減少してしまいました。
 同期生との再会を大変楽しみにしておりましたのに残念です。
 次回七十周年祝賀会には何とか十名程度の参加を目指して、同窓会名簿を参考にして働きかけたいと思っております。
 


万歳ベルリンからアテネまで   
小竹真紀子(7期)

 私達七期生はほとんどが一九三六年ベルリンオリンピックの年、更に言えば、二・二六事件の年に生まれました。
 卒業は一九五四年でしたが、ビキニ環礁水爆実験事件の直後に関西修学旅行に行ったことは忘れることが出来ません。
 あれから五十年、二十世紀を後半期を我々は平和を願い続けて生きて来たと思っています。
 国府台での日々に出会った先生方、友人達、授業に魅せられ又友情は今も続いています。校歌を二部合唱で教えて下さった森先生。今回も二番まで、ちゃんと 歌詞を覚えていた事でした。
 七十周年の会にも、元気で出席したいものと願っています。会を実施して下さった皆様方のご苦労に心からお礼申し上げます。
 
 
祝賀会に参加して   阪本明美(5 期)

 本日の祝賀会に参加して五十年以上昔の日々の思い出に浸る事が出来た。
 同窓会については、出来ることなら毎年でもやってほしいと思っている。
 同窓会会報も、なつかしい情報を得ることが出来、旧懐の念一入である。
 
 
校歌六十年の重み
渋谷要之助(2期)

 私が入学したのは第二次世界大戦末期、日本の敗色が濃くなった時代です。今から数えて六十年前の春です。今日の様な盛大な祝賀会を開催できるとは夢にも 考えられませんでした。日めくり暦の一枚一枚の厚さが、僅かであっても、積もり積もって六十年の厚さになると、その重みは大変な貴重な歴史になります。今 日の祝賀会のための準備も関係者はもちろんですが、その他の方々の見えない努力の集積のおかげです。
 恩師と卒業生を合わせて約一万人の名簿の編集は大変なことですが、現在各地で進んでいる住居表示の変更が多くなると思いますので、そのための変更届を何 かの方法で配布しておいたらいかがでしょうか。
 次の十年二十年、そして限りない未来のために今からのご用意をお願いします。


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