第24号 2004年(平成16年)11月15日 (1) |
開会にあたり澤田会長の挨拶、新任の北島校長の紹介が行われた。議事に先立ち青木副会長が議長に選出された。 はじめに創立六十周年記念事業報告が議題としてとりあげられた。学校・PTA・同窓会三者による記念事業については、実行委員長を務めた澤田会長から報 告があった。祝賀会を中心に同窓会主体で実施された事業については、実施にあたった鴻陵会六〇委員会伊能委員長が事業内容の報告を行い、事業会計・監査に ついても報告が行われた。これらの報告とあわせ、事業完了による六〇委員会の解散について異議なく了承された。 十五年度事業報告と十六年度事業計画、十五年度会計・監査報告は、それぞれ異議なく承認された。 十六年度予算案については、一般会計予算の他に、記念事業から繰り越された三百六十万円余をそのまま特別会計に組み入れる原案が全会一致で承認された。 審議の過程で、生徒会助成金と部活動振興費が有効に活用されているのかとの質疑に、理事長から「学校側と協議中であり、今後具体的な検討を重ねる」と回答 があった。 |
名簿管理委員会とネットワーク委員会を「名簿ネットワーク委員会」に
統合するための会則改正が全会一致で承認された。 任期満了にともなう役員の改選が行われ、再任となる澤田会長をはじめとする新役員が全会一致による信任を受けた。 議事終了後は例年通り懇親会が行われたが、今年は岡野先生の参加もあり、なごやかなひとときを過ごした。 |
|
|
変わらぬご支援を 会長 澤田大八郎 十六年度の総会において信任をいただき、再度会長として重責を担うことになりました、七期の澤田大八郎です。 昨年度の創立六十周年にあたり、学校・PTA・同窓会三者で一体となり企画実施致しました記念事業は、各位のご理解とご尽力をいただき、全て滞りなく完 了することができました。 また、記念事業を通して三者間の相互理解と協調を培うことができました。これを足掛かりに相互の信頼関係を更に深め、母校のより一層の発展への寄与を念 願する次第です。 同窓会の更なる活性化を目指して鋭意努力する所存です。会員各位の変わらぬご支援ご協力の程、切にお願い申し上げ、挨拶とさせていただきます。 |
|
県西屈指の伝統校である国府台高校に着任できた事を、大変光栄に存じ
ます。着任以来、幾度となく、澤田会長はじめ同窓会の方々と歓談する機会を持たせていただきましたが、そのたびに、同窓諸兄諸姉の母校に寄せる熱い思いを
ひし
ひしと感じたことでした。 創立以来六十年に亘り、多くの先達によって営々と築き上げられて来た国府台の歴史と伝統の重さ、同窓生の願いでもある国府台の更なる飛躍と発展を考える と、身の引き締まる思いです。責任の重さを痛感しております。 同窓会や地域社会に信頼され、支持される学校づくりを着実に進めて参ります。特段のご協力とご支援をよろしくお願い申し上げます。 |
母校への貢献とは
|
創立六十周年は、本校として初めて学校・PTA・同窓会の三者が共同
で記念事業に取り組んだ。 実のところ、この三者が一堂に会して意見を交わす機会を持つこと自体、これまでほとんどなかった。記念事業を成功に導いたことはもとより、相互の理解と 協調がはかられるに至った意義は大きい。記念事業完遂後も定期的に意見交換の場を設け、母校の一層の発展を期することになった。五十周年記念事業が同窓会 の単独事業となってしまった経緯を踏まえて、学校を中心にした創立記念事業実現を働きかけてきたことが実を結んだ。 母校創立六十年が、同窓会設立五十年の節目でもあった。わが同窓会も、存立のために学校が力を注いだ揺籃期、生徒会・部活動の支援などの地道な活動を積 み重ねた時代を経て、母校発展にひとつの大きな貢献を果たしたと自負する。 反面、有形無形を問わずこれまで実施して来た支援が、母校発展のために実効をあげているのか、判断が難しいのも事実である。 設立半世紀の節目は、同窓会にできる母校発展への貢献とは何かをあらためて考える契機となる節目でもあった。 |