第22号

   平成15年(2003年)1月15日発行

(3)



鴻陵祭会いましょう
同窓会の部屋にようこそ
 

 校門のアーチをくぐると正面四階に同窓会の文字。
 同窓会の部屋を解説して七年目になります。
 「落ち着ける場所を見つけホッとしました。」
 「卒業生同士だからかな、知らない人でも、すぐに打ち解けて話ができる。貴重な部屋ですよ。」
 「来年から友達との待ち合わせ場所にする。」
 お茶をのみ、昔話に花を咲かせ、古い史料や恩師たちの在職年表に見入る同窓生たちの声。
「鴻陵祭前日の部屋掃除が楽しかった。」との感想もありました。
 今年の鴻陵祭は九月六日七日の予定です。



がんばれ青春 -部活だより(No.6)-
     高校生活で何より楽しい思い出は部活ではないでしょうか。今回も鴻陵生の活動をのぞいてみました。
 
茶道部

 鴻陵祭で、浴衣を着てお茶会をしている姿を見たことがありますか?
 部員は9名。週一回、國方[くにかた]勢津子先生の指導で、裏千家の茶道を学んでいます。
 日本の伝統文化にふれてみたい、友達に誘われたからと、入部のきっかけはいろいろですが、まとまりがよく、練習にはみんな参加します。
 普段の生活ではほとんどしなくなった正座や、手をつかずにスッときれいに立つことができず、慣れるのにひと苦労です。鴻陵祭までには、一年生もお手前の手順を覚えるようになり、当日心配してかけつける先輩もひと安心です。
 


浴衣姿もかわいいね
 他校との交流会を通して他流派のお手前を見聞きしたり、国際交流、青少年部会の集いにお手伝いで参加するなど、校外の活動にも積極的に取り組んでいます。
 毎回練習のあとに、「利休百首」の中から二、三首ずつ読み合い、理解して行くこともとても勉強になります。
 どうしても固いイメージをもたれやすいので、もっと気軽に多くの人が、入部して茶道に親しんでもらえることを願っています。
 
神妙な顔でお手前のおけいこ



こんにちは!
元気いっぱい活躍中!
一期 中村 祐次さん
  
  
 中村さんは、同窓生であると同時に恩師でもある。
 教育大(現筑波大)の体育科を卒業後、千葉商大、明治学院大、東洋大に学士入学して、英語、社会、図書館司書などの勉強もした。
 教師としては松戸高校から出発し、昭和三十年から九年間、国府台高校の体育教師として勤めた。その後、国分、浦安、市川東と移り、平成三年退職した。
 退職後間もなく、外国人のためのボランティアで日本語を教えはじめた。また、地域ボランティアとして十年間、市川市体育指導員も勤めた。
 若い頃から、旅行が好きで三十ヶ国以上も旅をし、山登りもした。スポーツもほとんどのものを経験している。高校生の頃は野球もしたし、陸上部で黒羽先生のもと、練習に励んだ。
 三十年位前ハワイに旅行したとき、七十、八十代の年輩の人々がボランティアとしてガイドなどをしながら、老後を楽しんでいる様子を見て、自分のライフプランを立てることにした。その中にボランティアをする、趣味を楽しむ、健康を増進して地域に貢献する、という三本の柱を立てた。
 現在中村さんは、市川市国際交流協会に所属し、その中の一つ、日本語ボランティアグループの委員長として、また市川ユネスコ協会の理事として活躍している。また、十年ほど前か墨彩画のグループの会員として展覧会にも出品するなどして楽しんでいる。
 中村さんと話しているとそのパワーをもらって元気になったような気がした。また、「鴻陵」という言葉への強い愛着が感じられたことは嬉しいことだった。




卒業生の進路状況
平成14年3月卒
 
  
男子
女子
合計

国公立大学・大学校
2
4
6
私立大学・(含留学)
70
87
157
国公立短期大学
0
0
0
私立短期大学
0
14
14
専修学校等
6
9
15

公務員
0
0
0
民間企業
1
0
1
その他
88
40
128
合計
167
154
321



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