第16号    平成9年(1997年)2月28日発行

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十五年ぶりの再刊
 新しい活動を目指して
 昭和三十九年頃、国府台高校同窓会々報第一号が発刊されたとの事です。最初はガリ版刷りの物だった.....とか。
 その後、先輩の方々のたいへんな努力によって、昭和五十六年に出された第十五号まで号を重ねましたが、この号を最後に今日まで中断されていました。
 一昨年の同窓会四十周年記念祝賀会を期に、活発化の気運が生まれ、広報委員会が発足して、今年度から会報を十五年ぶりに、再刊することになりました。
 先輩の方々の礎いて下さった実績を基にし、より新しい、そして親しみのある広報にしたいと部員一同考えています。会員の方々のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。


気軽に参加できる同窓会作りを!!
会長 井尾成美
 私は本年五月、母校千葉県立国府台高等学校同窓会の定時総会において、会長に選任されました、井尾と申します。
 前会長の仁茂田さんが、家庭の事情で急に退任を表明され、何人かの候補者が絞られましたが、皆さんいろいろな事情で会長を受けて下さる人がなく、私がお引き受けした次第です。
 長須賀元会長や、仁茂田前会長等が、今までに敷いて下さった伝統ある同窓会の在り方や、永年にわたって培われた同窓会の和気あいあいな空気を大切にしながら、同窓会の今後を考えていきたいと思っております。幸い、仁茂田会長時代の優秀な人材が、これからも私を支えて下さる事になりました。非常に感謝しております。
 今、考えられる同窓会の行事としては、毎年開催される定時総会、母校の在校生が開催する鴻陵祭(文化祭)への参加が考えられます。 定時総会に関しては、永年にわたって開催されて来たものですが、今一つ、同窓生の皆様の参加が少ない状況です。それでも、ここ数年は、歴代会長のご尽力で会員の参加が少しずつ増えては来ましたが、まだまだの参加数でございます。
 本年は、少しでも同窓生や在校生達に、同窓会というものを知ってもらいたいと考えて、鴻陵祭に参加することにしました。賛否両論の中で参加した訳で、私自身とても心配しましたが、若い同窓会役員が、大げさにいえば身を挺して設営・運営に当ってくれて、大盛況のうちに幕を閉じることが出来ました。こういう二十代、三十代、四十代の方々が、運営に当って下さると言うことは、これからの同窓会活動に、光明がさして来たのではないかと非常に嬉しく思うと共に、同窓会の皆さんが気軽に参加出来る同窓会作りをして行きたいと考えます。
 それには、同窓会の皆様のご支援無くしては達成できません。今後とも、今まで以上のご支援ご協力を心よりお願い申し上げます。


回想
 
校長 牧 勇次郎
 南総里見八犬伝ゆかりの地、国府台高校に赴任してから一年有余たちました。
 その間、学校行事の内容を振り返ってみますと、校内球技大会、グリーンスクール、鴻陵祭、芸術観賞会、校外学習(修学旅行)、ロードレース大会と、昔懐かしい鴻陵生の匂いがいっぱいでした。
 卒業生とは→柔道部OB会、フェンシングOB会、第18期卒(三年九組)クラス会、またPTA役員・保護者の方々、鴻陵祭では十数人との出会い、そしてそのお子様が数人、卒業、入学しております。
 私も、市川市在住三十七年で知人も多いということで、いろいろな面においても鴻陵生とのつながりがあり、皆様との触れ合いの和やかな雰囲気を満喫しております。そういう意味から国府台高校に再び勤務出来ましたことは、私にとって最大の喜びであります。
 どうか、いつまでも国府台高校同窓会がますます発展され、同窓生皆様が御健勝であられることを祈念いたします。


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千葉県立国府台高等学校同窓会 広報委員会